デジタル大辞泉 「ワイスホルン山」の意味・読み・例文・類語 ワイスホルン(Weißhorn) スイス南西部、バレー州、ワリスアルプスの高峰。標高4505メートル。マッターホルンの北東約14キロメートルに位置する。名称は「白い角」を意味する。1861年、英国のJ=チンダルらが初登頂に成功。主な登山拠点はツェルマット。[補説]同名の山がベルナーアルプスとグラウビュンデン州のアローザにある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ワイスホルン山」の意味・わかりやすい解説 ワイスホルン山わいすほるんさんWeißhorn ヨーロッパのアルプス中部、スイス、イタリア国境に連なるワリス・アルプスの、スイス領内にある高峰。標高4505メートル。氷河によって削られたピラミッド形の山容をもち、名称は「白い角」を意味する。マッターホルン山の北東にあり、ツェルマットが登山基地。1861年8月イギリス人J・チンダルがガイドのJ・J・ベイネン、U・ウェンガーとともに初登頂した。なお、同名の山がスイスのベルナー・オーバーラントのアレッチホルン山群にもあり、標高は3546メートル。この山には1883年E・メリアンが初登頂した。[徳久球雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例