バレー州(読み)バレー(その他表記)Valais

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バレー州」の意味・わかりやすい解説

バレー〔州〕
バレー
Valais

ドイツ語ではワリス Wallis。スイス南部の州。州都シオン。西側はフランスと接し,南側イタリアとの国境にはモンテローザマッターホルンなど,アルプペニンの山々がそびえる。ユリウス・カエサルの戦記にワリスポエニナとして記される歴史の古い土地で,888年ブルゴーニュ王国領となり,のちシオン司教領。 1810年ナポレオン1世によりフランスに編入。 15年スイス連邦に加入。ほぼ全住民がカトリックで,日用語は,シェールとシオン以西がフランス語,ロイク以東がドイツ語と,かなり明瞭に分れる。州平均では約3分の2がドイツ語を話す。ほぼ全域がローヌ川の上流域にあり,水力発電が盛んで,国内需要の約4分の1を供給する。また川沿いでは果樹栽培が盛んで,白ワインなどを産する。山地では牧畜が主産業。ツェルマットなどの観光も特に重要。面積 5226km2。人口 24万 8313 (1991推計) 。

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