わたり

世界大百科事典(旧版)内のわたりの言及

【出稼ぎ】より

… 大工,とりわけ親方大工の下で使役される下級大工には出稼ぎ大工が多かった。出稼ぎ大工のことをワタリとかサイギョウなどと呼び,越後や加賀,木曾あるいは瀬戸内海の島々,伊豆半島の西海岸,宮城県の気仙沼や山形県西田川郡の漁村からの者が多かった。彼らは親方大工と数人の仲間で組をつくり,盆や正月を除いて一年中出稼ぎに出ていた。…

【ツキヨタケ(月夜茸)】より

…ツキヨタケの毒性は古くから知られており,ツキヨタケを使っての殺人未遂事件が《今昔物語集》にのせられている。当時は〈わたり〉とよばれた。 毒成分は抗生物質のイルジンilludinである。…

【渡し】より

…一般に,海峡や河川などで人馬や荷物を船で対岸に渡すこと,またその場所をいう。
【日本】
 渡河地点は,川幅の狭くなる所のすぐ上,九州では〈ツル〉,東国では〈トロ〉などといわれる緩流の場所が選ばれた(これに対し,徒渉(かちわたり)の場合は,川幅の広い浅瀬が選ばれる)。渡船は,多く喫水の浅い艜船(ひらたぶね)で,最初は水流に逆らって斜め上流にこぎ出し,川中で方向を転換して向う岸へ斜めに船を流す。…

※「わたり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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