ワルダイエル(その他表記)Waldeyer, Heinrich Wilhelm Gottfried

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワルダイエル」の意味・わかりやすい解説

ワルダイエル
Waldeyer, Heinrich Wilhelm Gottfried

[生]1836.10.6. ヘーレン
[没]1921.1.23. ベルリン
ドイツの解剖学者。 1865年ブレスラウ大学病理解剖学教授。 72~83年シュトラスブルク大学解剖学教授。 83~1917年ベルリン大学解剖学主任教授。卵巣のワルダイエル層,十二指腸のワルダイエル窩,ワルダイエルの咽頭輪などを記載した。 R.カハルは,ひとつひとつの神経細胞とその突起が神経系の独立した構成単位であることを明らかにしたが,ワルダイエルはこの単位をニューロンと名づけて,今日のニューロン説端緒を開いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む