ワーク・デザイン(その他表記)work design

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワーク・デザイン」の意味・わかりやすい解説

ワーク・デザイン
work design

G.ナドラーによって提唱された,システムを最適なものにするための手法。伝統的なインダストリアル・エンジニアリング IEにおいては問題解決の際に,まず現在あるシステムに存在する問題点は何かを発見するのがその第1歩であったのに対して,ワーク・デザインでは,そのシステムが満たす必要のある機能をそなえた最も簡単で効果的な理想システムをつくることを目指しており,その機能とは何か,インプット,アウトプットはどのようなものになるか,さらに手順,方法,設備などを具体的に決めていく。このようにして明らかになる理想システムは必ずしも実現可能とはかぎらないが,その理想システムに現実の制約を逐次的に付加してゆけば,ある程度の望ましさを保ちながら現実的なシステムをつくることができる。

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