ワーツラフ2世(読み)ワーツラフにせい(その他表記)Václav II; Wacław II; Wenzel(Wenzeslaus) II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワーツラフ2世」の意味・わかりやすい解説

ワーツラフ2世
ワーツラフにせい
Václav II; Wacław II; Wenzel(Wenzeslaus) II

[生]1271
[没]1305.6.21. プラハ
ボヘミア王 (在位 1278~1305) ,ポーランド王 (在位 1300~05) 。ウェンツェル2世,ウェンツェスラウス2世とも呼ばれる。オタカル2世の子。父王が神聖ローマ皇帝ルドルフ1世と争って 1278年敗死したため,7歳でブランデンブルク伯オットーの監視下に即位。その後,摂政職にあった義父ザビシュを追放して 1289年政権を獲得。婚姻関係を利してワーツラフ2世としてポーランド王も兼ね,さらに息子ワーツラフ3世をハンガリー王位につけるなど,武力より外交的・行政的手腕をもって王国の復興に努めた。産業育成にも力を注ぎ,通貨改革 (1300) ,鉱山開発なども行なった。

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