んば

精選版 日本国語大辞典 「んば」の意味・読み・例文・類語

ん‐ば

〘接助〙 (形容詞や形容詞型活用の助動詞連用形、また、打消の助動詞「ず」の連用形に付く。元来は「…くは」「ずは」と清音「は」であったが、撥音「ん」をはさんで濁音化したもの) 漢文訓読調の表現仮定条件を表わす。→ずんば
平家(13C前)三「医術効験なくむば、面謁所詮なし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android