百科事典マイペディア 「アイガモ農法」の意味・わかりやすい解説 アイガモ農法【アイガモのうほう】 アイガモを水田で放飼いにする一種の有機農法。雑草や害虫をアイガモに食べさせ,同時にアイガモのふんを肥料にして無農薬・無化学肥料あるいは低農薬・低化学肥料で稲を育てる。また,成長後のアイガモは食肉として出荷することができる。通常は水田の周囲を電気柵で囲って野犬などの被害を防止し,水田1反当り約20羽のアイガモを放す。近年ではさらにドジョウを同時に養殖するなどの新しい試みも見られるようになった。環境保全型農業として全国的に広がっているほか,アジア各地からも注目されている。→関連項目有機農業 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by