アイガモ農法(読み)アイガモのうほう

百科事典マイペディア 「アイガモ農法」の意味・わかりやすい解説

アイガモ農法【アイガモのうほう】

アイガモ水田で放飼いにする一種有機農法雑草害虫をアイガモに食べさせ,同時にアイガモのふん肥料にして無農薬・無化学肥料あるいは低農薬・低化学肥料で稲を育てる。また,成長後のアイガモは食肉として出荷することができる。通常は水田の周囲を電気柵で囲って野犬などの被害を防止し,水田1反当り約20羽のアイガモを放す。近年ではさらにドジョウを同時に養殖するなどの新しい試みも見られるようになった。環境保全型農業として全国的に広がっているほか,アジア各地からも注目されている。
→関連項目有機農業

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む