アイガモ農法(読み)アイガモのうほう

百科事典マイペディアの解説

アイガモ農法【アイガモのうほう】

アイガモ水田で放飼いにする一種の有機農法雑草害虫をアイガモに食べさせ,同時にアイガモのふんを肥料にして無農薬・無化学肥料あるいは低農薬・低化学肥料で稲を育てる。また,成長後のアイガモは食肉として出荷することができる。通常は水田の周囲を電気柵で囲って野犬などの被害を防止し,水田1反当り約20羽のアイガモを放す。近年ではさらにドジョウを同時に養殖するなどの新しい試みも見られるようになった。環境保全型農業として全国的に広がっているほか,アジア各地からも注目されている。
→関連項目有機農業

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アイガモ農法

アヒルとカモを掛け合わせたアイガモを田植え後の水田に放し、雑草や害虫を食べさせる有機農法の一つ。農薬を使わなくていいし、フンが土を肥やす。水や泥をかき回すので、水田内への酸素補給もする。半面成鳥の処理や飼育コストなどの問題もある。

(2011-02-18 朝日新聞 朝刊 福島中会 1地方)

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