電気柵(読み)デンキサク

デジタル大辞泉 「電気柵」の意味・読み・例文・類語

でんき‐さく【電気柵】

電流の流れる金属線を張り巡らせた柵。触れると衝撃がある。家畜逃亡害獣侵入を阻止するために、牧場農地などの周囲に設置される。電柵。牧場のものは電気牧柵ぼくさく電牧)ともいう。
[補説]電流は断続的に流れており、動物が触れても感電死することはない。衝撃を与えて危険場所と学習させ、柵周辺から遠ざけることを目的としたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「電気柵」の解説

電気柵

田畑農場で、シカイノシシなどの野生動物から農作物を守るために電線を張った柵。1秒間隔で電流が流れる機能などを搭載している。メーカーでつくる「日本電気さく協議会」では、安全のため、漏電遮断器や危険を示す看板を設置し、法令を順守するよう求めている。全国ホームセンターで3万~10万円程度の価格で販売されている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android