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アイゲウス Aigeus

大辞林 第三版の解説

アイゲウス【Aigeus】

ギリシャ神話の伝説上のアテナイ王。テセウスの父。怪物ミノタウロスを退治したテセウスが無事帰国の場合は白い帆を張るようにという約束を忘れて黒い帆のまま帰還したため、子が死んだと思い海に身を投じた。エーゲ海の名はこれにちなむ。

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百科事典マイペディアの解説

アイゲウス

伝説的なアテナイ王。英雄テセウスの父。テセウスクレタ島で殺されたと早合点し,絶望のあまり海に身を投げた。以後その海はアイガイオン海(〈アイゲウスの海〉。エーゲ海の語源)と呼ばれる

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世界大百科事典 第2版の解説

アイゲウス【Aigeus】

伝説的なアテナイ王。子宝をさずかる方策を伺いにデルフォイの神託所に赴いた帰途,トロイゼン王の娘と交わって一子テセウスを得た。のちテセウスがクレタ島の怪物ミノタウロスを退治したとき,無事の帰還の場合は白い帆を張るという約束を忘れて黒い帆のままで帰港したため,それを目にした父王は息子が死んだと思いこみ,海に身を投じた(エーゲ海――〈アイゲウスの海〉の意――の名のおこり)。【水谷 智洋】

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世界大百科事典内のアイゲウスの言及

【エーゲ海】より

…北部のタソス島の近くにごく小規模な海底油田がある。エーゲ海の名称はおそらくはギリシア神話の英雄テセウスの父アイゲウスがこの海に身を投げたことに由来する。島が多くて航行に適したこの海は,古来文明の伝播に大きな役割を果たしてきた。…

※「アイゲウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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