アギオスニコラオス修道院(読み)アギオスニコラオスシュウドウイン

デジタル大辞泉 の解説

アギオス‐ニコラオス‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【アギオスニコラオス修道院】

Moni Agiou NikolaouΜονή Αγίου Νικολάουアギオスニコラオスアナパフサス修道院通称

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世界の観光地名がわかる事典 の解説

アギオスニコラオスしゅうどういん【アギオスニコラオス修道院】

ギリシア北西部、テッサリア地方の北端カランバカ(Kalambaka)郊外奇岩山中にある、ギリシア正教修道院メテオラ(Meteora)の、現存する6つの修道院のうちの一つ。カランバカは、首都アテネから列車で4時間半ほどの場所にある(交通の便はよくない)。カランバカからメテオラに行くルートで最初に現れる修道院である。峻険な尖塔のような岩山に張り付くように建っている。14世紀に聖ディオニシオスにより創建されたと伝えられている(ギリシア政府観光局によれば創建は1510年以前)。クレタ島出身の画家テオファネスが描いた美しいフレスコ画(1527年)がある。なお、メテオラは世界遺産(複合遺産)となっている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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