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アジア・ゲートウェイ構想

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アジア・ゲートウェイ構想

経済成長が著しいアジア各国と積極的に交流を図り、日本の役割や地位を高めようとする試み。安倍首相が戦略会議の議長となって検討し、5月に報告書をまとめた。航空分野の改革が柱の一つで、関西、中部のほか地方空港の国際便の就航について、航空各社の判断に任せる航空自由化(オープンスカイ)を打ち出した。このほか、税関手続き簡素化など国際物流機能の強化策を盛り込んだ。

(2007-07-24 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アジア・ゲートウェイ構想
あじあげーとうぇいこうそう

日本を、アジア地域の人、モノ、カネ、文化、情報の流れの一大拠点に育成する構想。2006年(平成18)、安倍晋三首相(当時)が所信表明演説でアジア・ゲートウェイ構想の推進を打ち出した。航空自由化、貿易手続の簡素化、金融資本市場の育成などが柱となっている。中国などアジア諸国・地域の台頭を受け、日本が国際社会で埋没せずに、アジアの活力を日本経済の成長に生かすねらいがある。
 航空の自由化では、日本の空港への乗り入れや便数などの規制を緩和し、民間航空会社が需要に応じて路線や便数を決める「オープンスカイ」方式の導入を検討。貿易手続については、港湾手続を統一・簡素化するほか、港湾行政の広域連携などに取り組む。金融資本市場の強化では、貯蓄率の高いアジア諸国・地域のマネーを域内で環流させるため、「アジア国際債券市場」の創設を目ざしている。留学生の受け入れ拡大では、世界の留学生の5%程度を日本が受け入れる数値目標を設けた。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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