所信表明演説(読み)ショシンヒョウメイエンゼツ

デジタル大辞泉の解説

しょしんひょうめい‐えんぜつ〔シヨシンヘウメイ‐〕【所信表明演説】

政府の長が施政に関する考え方を明らかにするために行う演説。日本の国会では、臨時国会特別国会の冒頭に内閣総理大臣衆議院および参議院の本会議場で行い、当面の問題を中心にその国会における内閣の方針を示す。→施政方針演説

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

所信表明演説

新しく首相が選出されたり、臨時国会や特別国会が召集されたりした際、首相が国政の方針を訴える演説。これに対し、施政方針演説は毎年の通常国会の冒頭、新年度予算案の説明や政府方針を表明するもの。安倍首相は昨年末の特別国会で所信表明演説をしなかったため、今国会では39年ぶりに所信表明と施政方針の両演説が行われることになった。

(2013-01-29 朝日新聞 朝刊 2総合)

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大辞林 第三版の解説

しょしんひょうめいえんぜつ【所信表明演説】

特別国会や臨時国会の冒頭で、首相が当面の国政全般についての方針を述べる演説。 → 施政方針演説

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

所信表明演説
しょしんひょうめいえんぜつ

内閣総理大臣が行う、政権として取り組む重要課題や政権の運営方針などについての演説。衆議院解散・総選挙後の特別国会や、会期中に内閣総理大臣が交代した場合など、新任の内閣総理大臣が内閣発足にあわせて行うほか、臨時国会冒頭でも演説する。通常国会冒頭に内閣全体の方針を示す施政方針演説と同様、国会法第70条に基づいて慣例として行われるもので、法令で義務づけられているものではない。所信表明演説に続き、与野党各会派が代表質問する。しかし施政方針演説時のような担当閣僚による財政、外交、経済演説は伴わない。1953年(昭和28)の臨時国会で吉田茂が初めて行った。衆参両院で演説するのが通例であるが、2012年(平成24)の臨時国会では、同年の通常国会で参議院で問責決議を可決された野田佳彦(のだよしひこ)が憲政史上初めて、衆議院のみで演説した。[編集部]

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