アストロドーム(その他表記)Astrodome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アストロドーム」の意味・わかりやすい解説

アストロドーム
Astrodome

1965年,アメリカのテキサス州ヒューストンに完成した世界最初の屋根付き野球場。直径 196mのプラスチック製窓式天井でおおわれ,フィールドからドーム頂点まで 65m。面積約4万 6656m2,収容人員約6万人で,温度は常に 23度程度に調整されており,芝生はすべて人工芝。野球以外にアメリカンフットボール,サーカス,ロデオ,その他各種集会にも利用されている。大リーグナショナルリーグに所属するヒューストン・アストロズのフランチャイズ球場。

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デジタル大辞泉プラス 「アストロドーム」の解説

アストロドーム

《Astrodome》アメリカ、テキサス州ヒューストンにあるスタジアム。世界初のドーム球場として1965年に建設。MLB加盟のヒューストン・アストロズが1999年まで本拠地として使用

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世界大百科事典(旧版)内のアストロドームの言及

【人工芝】より

… スポーツ用では人工芝の下部にクッション材を接着し,人体への安全に留意されている。1965年に完成したアストロドーム(アメリカのヒューストンにある屋根付き球場)に66年1月12万平方フィート(約1万1000m2)敷設された(アストロターフ)のを皮切りに各国に広まり,現在では,野球場,アメリカン・フットボール場,サッカー場,フィールドホッケー場といった各種スポーツ用から幼稚園・学校のグラウンド,公共施設・一般家庭のベランダ用にいたるまでさまざまな用途に幅広く使用されている。日本の野球場でも,78年に東京の後楽園球場に初めて使われ,西武所沢球場などでも採用,その後のドーム球場の相次ぐ建設でプロ野球界では広く普及した。…

※「アストロドーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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