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アドネ・ル・ロア Adenet le Roi

世界大百科事典 第2版の解説

アドネ・ル・ロア【Adenet le Roi】

フランス,13世紀の作家(トルベール)。生没年不詳。アドネは愛称で,公式には〈楽人アダン〉といわれた。ブラバン公アンリ3世,その没後はフランドル伯ギ・ド・ダンピエールに仕え,1270年には十字軍に加わってチュニスまで赴いている。前世紀の武勲詩を13世紀の韻文フランス語でロマンス(物語)風に書き直したことで知られ,おもな作品に《ブーボン・ド・コマルシス》《デンマークの騎士オジエ》《大足のベルト》と,2万行に近い大作ロマンス《クレオマデス》がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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