ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 アナルコ・サンディカリズムanarcho-syndicalism 労働組合などを基盤とする運動を通じて,無政府社会の実現をはかろうとする思想ないし運動。アナーキズムがテロリズムに走って大衆基盤を喪失したのち,サンディカリズムと結びついた。しかし第1次世界大戦前後の時期において注目されただけで,まもなく衰微した。日本においても,明治末から大正期にかけて幸徳秋水や大杉栄によって提唱された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by