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アニス酸 アニスさんanisic acid

世界大百科事典 第2版の解説

アニスさん【アニス酸 anisic acid】

p‐メトキシ安息香酸の別名。融点185℃,沸点275~280℃の昇華性を有する無色針状結晶。冷水に難溶,熱水に易溶,アルコールやクロロホルムによく溶ける。アニスの果実から得られる精油(アニス油)中の香気成分であるアニスアルデヒドが空気中で酸化されるとアニス酸となる。香料の保留剤,セッケンのアルカリ中和剤として用いられる。【村井 真二】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報