アハド・ハアム(英語表記)Ahad Ha‐am

世界大百科事典 第2版の解説

アハド・ハアム【Ahad Ha‐am】

1856‐1927
文化的シオニズムの代表的論客。本名アシェル・ヒルシュ・ギンスベルクAsher Hirsch Ginsberg。ロシアのキエフ地方に生まれ,オデッサでアハド・ハアムすなわち〈民族のひとり〉の筆名のもとユダヤ民族の精神的・文化的中心としてパレスティナを建設することを主張し,単なる政治的組織としてのユダヤ人国家の実現をめざすヘルツルらの政治的シオニズムには批判的であった。ロシアのシオニストに大きな影響を及ぼした。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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