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パレスティナ

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百科事典マイペディアの解説

パレスティナ

西アジア,地中海東端,シリアエジプトとの間の地帯をいう。アラビア語ではフィラスティーンFilastin。海岸地帯,中央丘陵地帯,ヨルダン渓谷に分けられ,東部はシリア砂漠に続いている。
→関連項目イスラム諸国会議インティファーダキャンプ・デービッド合意サイクス=ピコ協定ナーブルスバルフォア宣言パレスティナ自治政府PLOユダヤ人

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世界大百科事典 第2版の解説

パレスティナ【Palestine】

地中海東岸地方,すなわち歴史的にシャーム(シリア)とかレバントと呼ばれた地域の南寄りの部分で,いわゆるシス・ヨルダンCis‐Jordanにあたる。アラビア語ではフィラスティーンFilasṭīn。北側はレバノン,東側はヨルダン川と死海を結ぶ線を隔ててシリア・ヨルダン(トランス・ヨルダンTrans Jordan),南西側はエジプトによって囲まれた細長い区域。その形状は剣や銃にもたとえられる。 あたかも背骨のように中央を南北に貫く形で,標高500~1000m級の石灰岩質の丘陵が連なっている。

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世界大百科事典内のパレスティナの言及

【シオニズム】より

ユダヤ人を独自の民族とみなし,ユダヤ人差別・迫害の究極的克服をユダヤ人国民国家の建設によって達成しようとする運動をいう。シオンはエルサレムをさす古い呼称で,パレスティナを父祖以来の約束の地とし,同地へのユダヤ人の移住を〈離散からの帰還〉として考える観念は,ユダヤ教の最も重要な信仰内容に属する。その意味では,19世紀後半にシオニズム(ヘルツルの盟友ビルンバウムNathan Birnbaum(1864‐1937)の命名によるとされる)の名のもとに起こったこの運動はユダヤ教の伝統の継承・発展とみることができる。…

【地主】より

…もっとも,その発生過程,そこでの土地経営形態は,水資源の存在・管理形態,農業の集約度,商品作物の浸透度,中央権力のあり方,遊牧民社会の影響等々の自然・社会・経済・歴史的環境の違いによって,ともすれば一括して論じられることの多いアラブ地域内においても,相当な変異が見られた。 シリア,パレスティナ,イラク地方については,その多くの地域において,直接耕作者はムシャーmushā‘と呼ばれる,ある種の土地割替を伴う共同体的耕作慣行のもとで土地耕作にあたり,その上に,徴税請負権を中心とした地方有力者,遊牧民首長など,いわば領主階層の諸権利が重ね合わされていた。19世紀に入り商品作物栽培の普及,近代的土地所有観念の導入と相まって,特定の階層への土地集積現象が見られたが,その過程はおおむね,それまでの旧領主階層が近代的大地主として,共同体的慣行のもとで土地耕作にあたっていた直接耕作者をまるごと小作人あるいは農業労働者として再組織するという過程であった。…

【シリア】より

…〈海の民〉はヒッタイト帝国の首都を前1200年ころ攻略し,さらにシリアの諸都市を襲った。彼らの一分子フィリスティア人(ペリシテ人)は南パレスティナに定住した。前13世紀末までにアラム人はシリア各地の都市を支配し,北部のヒッタイト系移住民をも次々に征服し,ラクダを活用した隊商世界を築いた。…

【中東戦争】より

…とくに,大規模な戦闘を伴ったものとしては,第1次(1948‐49),第2次(1956),第3次(1967),第4次(1973)の4回を数えるが,このほかにも空襲,コマンド作戦,内戦など紛争はさまざまな形で連続している。 戦争の起因は,19世紀後半以降,パレスティナを〈約束の地〉として,ここにユダヤ人国家を建設しようと活発な植民活動をつづけたシオニズム運動と,これを新たな中東支配の道具として利用しようとした西欧列強の政策に求められる。なかでも,第1次世界大戦中のイギリスは,ユダヤ人シオニストに対しては,1917年のバルフォア宣言で〈パレスティナにユダヤ人の民族的郷土を設立する〉ことを認め,同時にアラブに対しては,フサイン=マクマホン書簡のように,戦後のアラブ国家の樹立を約束するという矛盾する行動を示した。…

※「パレスティナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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