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アヒル口 あひるくち//あひるぐち

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知恵蔵2015の解説

アヒル口

アヒルのくちばしのように、唇が前に突出し口角がキュッと上に上がった口元のこと。1990年代に入ってから作られた言葉で、90年代後半に歌手の鈴木亜美が「アヒル口で可愛い」と言われ出して以降、可愛い女性を表現する言葉として使われ始めたとされる。それ以前は同様の口元のことを「ドナルドダック唇」や「アヒル唇」などと呼び、可愛いというよりはむしろマイナスイメージでからかう対象や悪口として表現されるケースが多かった。しかし、2000年代に入ると、上戸彩や石川亜沙美小野真弓などの女性タレントたちがアヒル口としてもてはやされるようになり、女性の可愛さやキュートな魅力を表現する言葉として扱われるようになる。
さらに09年11月に人気ブロガーツイッターのヘビーユーザーでもあるまつゆうが、ツイッターのアイコン写真をアヒル口に変えたところ「可愛い」と評判になり、アヒル口人気が一気に高まった。このことによって、それまでは「男性に媚(こ)びている」とネガティブイメージが強かったアヒル口の価値観が、好意的なものへと加速していった。
他に女性芸能人ではYUKIや宮崎あおい広末涼子などがアヒル口として人気がある。一方、男性では西島秀俊、松山ケンイチ福山雅治らもアヒル口だと言われる。
アヒル口が「モテ顔」として人気を博すようになると、一般女性もまねをして写真やプリクラを撮影する時の「決め顔」として、わざと口角を上げ口元をとがらせてアヒル口を作る人が増えたと言われる。

(金廻寿美子  ライター / 2011年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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