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アミール・ホスロー Amīr Khusrō

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世界大百科事典 第2版の解説

アミール・ホスロー【Amīr Khusrō】

1253‐1325
インドペルシア語詩人。〈インドの鸚鵡(おうむ)〉と呼ばれ,音楽家としても有名。奴隷王朝ハルジー朝トゥグルク朝の治下に活躍し,ニザーミーにならったロマンス叙事詩五部作や頌詩,歴史叙事詩などを創作したほか,当時ヒンディー,ヒンダビーと呼ばれた初期ウルドゥー語で,多くのなぞなぞや詩を残した。スーフィー聖者ニザームッディーンの熱烈な信奉者としても知られている。【鈴木 斌】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアミール・ホスローの言及

【音楽】より

…なぜなら,ちょうど同じ頃デリーにイスラム王朝が成立し,以後北インドの音楽は西アジアの影響を受けて一変するからである。インド音楽のイスラム化に特に力があり,ヒンドゥスターニー音楽の基礎を築いたのは有名なペルシア詩人で音楽家のアミール・ホスローとされている。彼は西アジアのマカームを導入し新しいラーガを編み出し,今日の北インドの古典音楽の代表的な様式キヤールを創り出し,またイスラム賛歌カッワーリーを創始したと伝えられる。…

【ガザル】より

… 北インドとパキスタンおよびバングラデシュでは,ウルドゥー語(ないしペルシア語)の詩を北インドのラーガに基づく旋律にのせて歌うもので,リズムは比較的短い軽快なターラ(6,7,8拍子)による。この様式は13世紀末にアミール・ホスローがもたらした伝統とされている。またマレーシアではガンブースやマルワスのような伝統楽器とギター,ハルモニウム,タブラなど外来の楽器を加えた合奏の伴奏でガザルが歌われるが,これは本来,西アジアの音楽の伝統で,もっぱらイスラム教徒の間で行われる。…

【シタール】より

…北インドの撥弦楽器(イラスト)。13世紀にデリーの宮廷に仕えた音楽家アミール・ホスローが,それまでにあった楽器を改良して作ったとされている。シタールという言葉の起源は,ペルシア語のセ・タール(seh(三) tār(弦))で三弦という意味である(セタール)。…

【タブラ】より

…バヤbayaと呼ばれる太鼓と一組をなし,二つ一組にしてタブラと呼ぶこともある。南インドに古くから伝わるパッカワージpackhawājという両面太鼓があり,宮廷音楽家アミール・ホスローが,これを二つに分け,上から打つタブラ,バヤを考案したとされている。タブラは一木をくり抜いた胴で作られ,右手で演奏される。…

※「アミール・ホスロー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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