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ウルドゥー語 ウルドゥーご Urdu language

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウルドゥー語
ウルドゥーご
Urdu language

インド=ヨーロッパ語族インド=アーリア語派に属する言語。話されている地域はインドのドアブ地方とその近隣,ならびにパキスタンで,約 4900万人以上の話し手をもつ。パキスタンでは公用語に定められている。

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デジタル大辞泉の解説

ウルドゥー‐ご【ウルドゥー語】

Urduインド‐ヨーロッパ語族インド語派に属する言語。パキスタン‐イスラム共和国の国語であり、またインドイスラム教徒の間でも話されている。

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百科事典マイペディアの解説

ウルドゥー語【ウルドゥーご】

インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する近代インド語の一つ。Urdu。主としてパキスタンから北インドのイスラム教徒の用いる文章語。ヒンドゥスターニー語をもとに,ペルシア語アラビア語の単語を大量に借用して形成されたもので,17世紀ころに始まる文学をもつ。
→関連項目ムハージル

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世界大百科事典 第2版の解説

ウルドゥーご【ウルドゥー語 Urdū】

インド・ヨーロッパ語族インド語派の言語の一つ。デリーに最初のムスリム王朝が樹立されたのは1206年であるが,イスラム教徒インド亜大陸内部への侵入はすでに10世紀から始まっていた。当時パンジャーブからデリー周辺の広範な地域で使用されていたインド・アーリヤ語系の方言に,これら外来者のペルシア語アラビア語などの語彙が混入して徐々に発達したのがウルドゥー語である。基礎となった方言はパンジャービーカリーボーリーKharī‐Bōlīなどいくつかの説がある。

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大辞林 第三版の解説

ウルドゥーご【ウルドゥー語】

インド-ヨーロッパ語族インド語派に属する言語。パキスタンの国語、インドの一五の公用語の一つ。文法構造はヒンディー語と同じ。表記はアラビア文字のナスターリク体を使用。

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世界の主要言語がわかる事典の解説

ウルドゥーご【ウルドゥー語】

インドヨーロッパ語族インド語派に属する言語で、パキスタンの国語、北インドのジャンムーカシミール州の公用語。話者数は6100万人。デリーにイスラム王朝が成立した13世紀以降、イスラム教徒とヒンドゥー教徒の共通会話語として北インドに広がったヒンドゥスターニー語が、20世紀のインド・パキスタン分離独立に至る歴史のなかで、イスラム教徒が使うウルドゥー語とヒンドゥー教徒が使うヒンディー語とに分かれた歴史をもつ。両言語は音韻も日常語彙(ごい)も文法も基本的に同じだが、ウルドゥー語では、ヒンディー語のデーバナーガリー文字に対してペルシア文字を使い、アラビア語ペルシア語から多くの語彙を取り入れている。音韻では子音の種類が多く、独特の反り舌音や多数の帯気音がある。語順は日本語とよく似ている。◇英語でUrdu。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウルドゥー語
うるどぅーご
Urdu

アーリア系諸語の中央グループに属する言語で、パキスタンの公用語であると同時に、インドの公用語でもある。現在のデリーを中心とする地方で話されていたカリー・ボーリー語Kha-Blは、14世紀以降デカン高原に出現したイスラム王朝が発達させた宮廷文学語ダクニーDakhnの影響を受けつつ、18世紀初頭までに北インド各地の王族ならびにイスラム教徒上層階級の共通語となっていった。ヒンディー語とまったく同じ文法構造をもちながらも、ペルシア語やアラビア語からの借用語をふんだんに取り入れている。またペルシア文字で書き表すウルドゥー語は、デリーに都を定めたムガル王朝の公用語として18世紀後半からその地位を高め、北インド各州の法廷語や教育語ともなる一方、数多くの優れた文学作品を生み出していった。なお、「ウルドゥー」とは本来「軍営地」を意味するトルコ語であるが、イスラム軍の共通語に対する名称となっていった。[奈良 毅]
『鈴木斌・麻田豊著『日本語ウルドゥー語小辞典』(1992・大学書林)』

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世界大百科事典内のウルドゥー語の言及

【インド[国]】より

…農村部から都市部への人口移動はかなり多く,また都市部のなかでは人口10万人以上の大・中都市の膨張が目だっている。 主要な言語として憲法にあげられたのはアッサム語(アッサミー)Assamī,ベンガル語(ベンガリー),グジャラート語(グジャラーティー)Gujarātī,ヒンディー語,カンナダ語Kannada,カシミール語(カシミーリー)Kashmīrī,マラヤーラム語Malayālam,マラーティー語,オリヤー語Oriyā,パンジャーブ語(パンジャービー)Punjābī,サンスクリット語,シンド語(シンディー)Sindhī,タミル語,テルグ語,ウルドゥー語の15であったが,92年の改憲によってこれにコンカン語,マニプル語,ネパール語が加わった。カンナダ,マラヤーラム,タミル,テルグの4語がドラビダ系(ドラビダ語族)に属し,マニプル語はシナ・チベット系に,他はインド・アーリヤ系(インド・ヨーロッパ語族)に属している。…

【パキスタン】より

…正式名称=パキスタン・イスラム共和国Islami Jamhuria‐e‐Pakistan∥Islamic Republic of Pakistan面積=79万6095km2(ジャンムー・カシミールなどを除く)人口(1996)=1億人(ジャンムー・カシミールなどを除く)首都=イスラマーバードIslamābād(日本との時差=-4時間)主要言語=ウルドゥー語通貨=パキスタン・ルピーPakistani Rupeeインド亜大陸の北西部にある共和国。正式国名に〈イスラム〉を明記している点に特徴がある。…

【バングラデシュ】より

…1991)もベンガル人が圧倒的多数を占める地域だからである(ベンガル)。少数者集団としては,ウルドゥー語を母語とするビハーリー・ムスリムが約40万人と推定され,この他に総数89万7828(1981)を数える諸部族が,チッタゴン丘陵地区やマイメンシンフ県を中心に居住する。宗教別人口(1981)では,ムスリム(イスラム教徒)が7649万で総人口の86.6%を占めて卓越し,これに続くのがヒンドゥー教徒の1057万で12.1%を占める。…

【ヒンドゥスターニー語】より

…後者の用法のほうがより一般的である。 ヒンディー語ウルドゥー語もヒンドゥスターニー語を基に成ったので,これら3言語の基本的な構造に大差はない。しかしヒンドゥスターニー語が市井の話し言葉であるのに対して,ヒンディー語がデーバナーガリー文字で表記され,サンスクリットの語彙を多用するヒンドゥー教徒の書き言葉として,またウルドゥー語がペルシア文字で表記され,ペルシア・アラビア語語彙を多用するイスラム教徒の書き言葉としての性質を強めるにつれ,両者は話し言葉ヒンドゥスターニー語から別々の方向に遠く離れていった。…

【ムガル帝国】より

…また建築面でもアクバル時代のアーグラ近郊のファテープル・シークリーの宮殿やシャー・ジャハーン時代のデリー城,タージ・マハルにみられるように壮大な建築物がつくられた。宮廷内や北インドの一般ムスリムの間では,ペルシア語から発達しヒンディー語の語彙を取り入れたウルドゥー語が日常的に話され,ウルドゥー文学作品も現れている。宗教面ではムガル支配層の間にはかなりのヒンドゥー教徒も混じっており,思想的にも後世みられるような宗教的な厳格主義はまだ現れていない。…

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