なぞなぞ

精選版 日本国語大辞典 「なぞなぞ」の意味・読み・例文・類語

なぞ なぞ

何ぞ何ぞ。なんだなんだ。どうしたどうした。なんとしたなんとした。
蜻蛉(974頃)上「こはなぞなぞといへど、いらへもせで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「なぞなぞ」の意味・わかりやすい解説

なぞなぞ

言語遊戯一つ本来は信仰的修行の場で発せられる問いかけとそれへの答えであった。問いかけの最後にある「何ぞ」という語から謎という言葉ができた。口寄せをする巫女隠語とか,忌言葉などがその初期の頃のものであった。近世以後には謎解き坊主なども現れて発展させた。日常的なものを題材として,3段式のなぞかけや2段式のたとえなどが取上げられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のなぞなぞの言及

【謎】より

…言語遊戯の一つ。〈何ぞ〉という問いかけから〈なぞ〉といい,〈なぞなぞ〉ともいう。英語では,ゲルマン語源のriddleとギリシア語源のenigmaの2語がある。…

※「なぞなぞ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

インボイス

送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...

インボイスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android