百科事典マイペディア 「アルペッジョーネ」の意味・わかりやすい解説 アルペッジョーネ 低音の弦楽器。アルペジオーネともいう。1823年―1824年ウィーンの楽器制作者J.G.シュタウファーが発明。チェロに似た6弦の楽器だが,調弦もフレットの存在もギターのタイプで,それを弓で弾く。シュタウファーの依頼によって作曲されたシューベルトのソナタのほかにはめぼしい曲目がなく,楽器もすぐにすたれた。この唯一の名作《アルペッジョーネ・ソナタ》(1824年)は,今日ではチェロやビオラで演奏されている。→関連項目チェロ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by