アルミノ珪酸塩ガラス(読み)アルミノケイサンエンガラス

デジタル大辞泉 「アルミノ珪酸塩ガラス」の意味・読み・例文・類語

アルミノけいさんえん‐ガラス【アルミノ×珪酸塩ガラス】

アルミノ珪酸塩主成分とするガラスアルカリをほとんど含まず、二酸化珪素に加え酸化アルミニウムアルミナ)を20~30パーセント含む。化学的耐久性、耐熱性強度剛性に優れる。アルミノ珪酸ガラスアルミノシリケートガラス

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化学辞典 第2版 「アルミノ珪酸塩ガラス」の解説

アルミノケイ酸塩ガラス
アルミノケイサンエンガラス
aluminosilicate glass

耐熱性ガラス一種.アルカリをほとんど含まず,Al2O3を20~30% 含むケイ酸塩ガラス.ガラスの軟化点が高く,化学的耐久性,耐熱衝撃性にすぐれ,直火用の器具,ボイラー用ゲージ,高圧水銀灯各種基板など用途が広い.たとえば,57質量%SiO2,20.5質量%Al2O3,12質量%MgO,5.5質量%CaO,4質量%B2O3,1.0質量%Na2Oのものは,熱膨張率42×10-7 K-1,使用温度672 ℃ で,短時間なら850 ℃ に耐える.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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