コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アレッツォ焼 アレッツォやき

1件 の用語解説(アレッツォ焼の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

アレッツォやき【アレッツォ焼】

前30年ころから後40年ころまで,イタリア中部のアレッツォを中心につくられた陶器。よく精製された陶土を用いたテラコッタであるが,薄く硬い陶器であるため,テラコッタとしては焼成温度は高かったと推定される。器の表面には赤褐色系の光沢のあるスリップ(クリーム状にうすめた陶土)がかかり,釉薬をかけたかのような平滑さを有している。この陶器は大きく3グループに分類される。(1)装飾モティーフを陰刻した母型で成型された浮彫装飾を有するグループ,(2)ろくろを用いて成型した後に,母型によって作った装飾モティーフを貼り付けたグループ,(3)無装飾のグループ,である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアレッツォ焼の言及

【ローマ】より

… 共和政末期には奴隷制による大規模工業が出現し始めた。とくに前30年ころから後1世紀半ばまでアレティウム(現,アレッツォ)を中心に生産された赤い光沢のある陶製容器(アレッツォ焼)はギリシア,小アジア以外のほぼ地中海全域(スペイン,北アフリカ,ガリア,イリュリアなど)で発見されており,広範な流通があったことを示している。このほかアンフォラ,ランプ,煉瓦などの焼物工業(北部・中部イタリア),銅細工(カプア),製鉄(プテオリ)などが知られている。…

※「アレッツォ焼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アレッツォ焼の関連キーワード古地図サウルシュメール電気洗濯機メネス植木鉢コロマンデルブロマイドインドアーリアン首振り三年ころ八年

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone