アンタブス

デジタル大辞泉 「アンタブス」の意味・読み・例文・類語

アンタブス(Antabuse)

アンタビュース

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「アンタブス」の意味・わかりやすい解説

アンタブス

抗酒薬。微黄白色の柱状結晶,無味無臭。化学名はテトラエチル・チウラム・ジスルフィド。単独服用してもなんら徴候を呈しないが,服用後アルコール飲料をとると非常に不快な症状が現れる。これはアンタブスが体内でアルデヒド酸化酵素を抑制するので,摂取したアルコールがアルデヒド段階で蓄積されるためである。慢性アルコール中毒治療に用いるが,服用には医師の管理が必要。
→関連項目

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android