抗酒薬(読み)コウシュヤク

家庭医学館 「抗酒薬」の解説

こうしゅやくけんしゅやく【抗酒薬(嫌酒薬)】

 おもに肝臓にあるアルデヒド脱水素酵素(だっすいそこうそ)という酵素のはたらきを阻害する薬物です。これを飲んだ後にアルコールも飲むと、アルコールの代謝産物であるアルデヒドの体内濃度が高まって悪心おしん)、嘔吐(おうと)、発汗冷や汗など不快な症状が出現するので、アルコール依存者にこれを使用して断酒(だんしゅ)の一助とします。ただし、これさえ飲めば依存症が治る、というわけではありません。

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