抗酒薬(読み)コウシュヤク

デジタル大辞泉 「抗酒薬」の意味・読み・例文・類語

こうしゅ‐やく〔カウシユ‐〕【抗酒薬】

抗酒剤

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家庭医学館 「抗酒薬」の解説

こうしゅやくけんしゅやく【抗酒薬(嫌酒薬)】

 おもに肝臓にあるアルデヒド脱水素酵素(だっすいそこうそ)という酵素のはたらきを阻害する薬物です。これを飲んだ後にアルコールも飲むと、アルコールの代謝産物であるアルデヒドの体内濃度が高まって悪心おしん)、嘔吐(おうと)、発汗冷や汗など不快な症状が出現するので、アルコール依存者にこれを使用して断酒(だんしゅ)の一助とします。ただし、これさえ飲めば依存症が治る、というわけではありません。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「抗酒薬」の意味・わかりやすい解説

抗酒薬
こうしゅやく

嫌酒薬

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