アントウェルペン州(読み)アントウェルペン(その他表記)Antwerpen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アントウェルペン州」の意味・わかりやすい解説

アントウェルペン〔州〕
アントウェルペン
Antwerpen

ベルギー北部,オランダと接する州。州都アントウェルペン。オランダ語地方に属する。中部から北部にかけてのケンペンラントは,土地がやせているため,部分的には農耕地があるが,砂丘,低湿地,湖沼などの間に牧草地や針葉樹の植林地が広がる。第1次世界大戦後,炭田の開発,アントウェルペン-リエージュを結ぶアルベール運河 (1930~39) の開通により工業化が進み,低人口密度地帯に適した鉛,亜鉛,ラジウムなどの金属精錬工場,化学工場などが立地,長期の工業立地計画も実施されている。南部および西部は丘陵地で,土壌がやや肥沃なため,市場園芸やテンサイ栽培が行われ,酪農も盛ん。主要都市は,ヨーロッパ有数の貿易港である州都のほか,家具製造業,繊維工業のメヘレンテュルンハウト,核エネルギー研究センターのあるモルなど。面積 2867km2。人口 160万 5167 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む