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アンブロシア ambrosia

翻訳|ambrosia

世界大百科事典 第2版の解説

アンブロシア【ambrosia】

ギリシア神話における神々の食べ物。語源的には〈不死〉を意味する。普通,飲み物はネクタルnektarといって区別されるが,両者が無差別に扱われたり,アンブロシアが飲み物と見なされる場合もある。本来神々の専有物であるが,タンタロスのごとく死すべき者も特別な恩恵としてこれに与(あずか)ることもあった。また不死にする効力のある軟膏としても用いられ,英雄アキレウスはこれにより塗り残された腱の部分を除き不死身となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アンブロシア
あんぶろしあ
Ambrosi

ギリシア神話に出てくる神々の食べ物。香りよく、蜜(みつ)よりも甘く、それを食べた者は不老不死となる。また傷に塗ればたちまち治るといわれ、香水としても使われた。しばしば神々の酒ネクタルとともに供された。[小川正広]

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世界大百科事典内のアンブロシアの言及

【不老不死】より

…またグラウコスは薬草を食べて不死となる。神々の食物アンブロシアや神酒ネクタルも不死にする力をもつことで知られる。ゲルマン神話では,ジークフリートは退治した竜の血を浴びることで不死者となる(ただし,アキレウス同様,彼にも唯一の弱点があり,ために落命する)。…

※「アンブロシア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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