アート

精選版 日本国語大辞典「アート」の解説

アート

〘名〙 (art)
① 術(わざ)。技巧。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉須永の話「彼女の技巧(アート)を疑ひ出した」
② 芸術。
※青年(1910‐11)〈森鴎外〉六「ライフとアアトが別々になってゐる奴は駄目だよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス「アート」の解説

アート

1994年初演のヤスミナ・レザによる戯曲原題ART》。15年来の友人である3人の関係が、ある絵を買ったことをきっかけに悪化していく様子を描いた作品。1998年に第52回トニー賞(演劇作品賞)を受賞

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典内のアートの言及

【工芸】より

…古代中国においてそれらが同列にみなされていたことは,同じく《太平御覧》で工芸部の次に,器物部,雑物部,舟部が続いていることからも推測される。 ところで,こうした巧の意味は,英語におけるアートartやクラフトcraftのもともとの意味とよく似ている。両方とも,もとは〈熟練した技術〉という意味があり,craftの派生的語意に船や飛行機というものがあるのも,偶然かもしれないが,craftが巧と同じく工作一般にかかわる言葉であることからすれば,論理的には納得できる。…

【美術】より

…この時代には,感覚的価値としての美の定義が試みられ,自然美と芸術美が峻別されて両者のうち後者が人間精神の所産として優位にあるものとしてたたえられ(G.W.F.ヘーゲル),美の表現以外のものを目的としない純粋な芸術いわゆる〈芸術のための芸術l’art pour l’art〉(V.クーザンが命名)こそ真の芸術であるとされた。ここでいう芸術という概念も実はこのころ発生したのであり,語としては中世以来のアルスars(ラテン語),アール,アートart(フランス語,英語),アルテarte(イタリア語),クンストKunst(ドイツ語)がそのまま用いられて,それに新しい意味づけがされたのである。つまり中世以来,この語は〈技術〉〈巧みな仕上げ〉などの意味で用いられてきたが,それに新たに美を表現する術という意味づけがされ(今日でいう芸術),さらにこれを明確にするために〈美しい〉という語を加えて〈美術〉(ボーザールほか)という語が生まれたのである。…

※「アート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android