デジタル大辞泉 「いさら」の意味・読み・例文・類語 いさら [接頭]水に関係あることを表す名詞に付いて、小さい、細い、少ない、という意を表す。「いさら波」「いさら水」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「いさら」の意味・読み・例文・類語 いさら 〘 接頭語 〙 多く水に関係のある体言の上に付いて、いささかの、わずかばかりの、の意をそえる。「いさらい」「いさらがわ」「いさらなみ」「いさらみず」など。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「いさら」の意味・わかりやすい解説 イサラIssara ラオス,カンボジア両国の民族解放戦線の呼称で,ラオスにおいてはラオ・イサラ (自由ラオス) ,カンボジアにおいてはクメール・イサラク (自由クメール) と呼ばれた。第2次世界大戦末期より両国の民族主義者はようやく結束して抗日抗仏闘争を開始したが,その中心となったのがこのイサラ (イサラク) 運動であった。ラオ・イサラは,1949年 10月 S.プーマら穏健派がフランスと妥協して解散したが,スファヌボンら急進派はこれに反対して 50年8月ネオ・ラオ・イサラを結成して抗仏運動を続け,さらに 56年1月にはネオ・ラオ・ハクサト (ラオス愛国戦線) を結成して抗米民族解放闘争を展開,75年 12月のラオス人民民主共和国成立の基礎を確立した。一方クメール・イサラクは,50年4月ソン・ゴク・ミンを主席に人民解放委員会をつくり反仏闘争を続けたが,インドシナ戦争後シアヌーク政権のもとでカンボジアが安定して以来衰退し,事実上解体した。クメール・イサラクの一部は,55年7月に結成された共産党「人民派」に合流したといわれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報