イノトランス(読み)いのとらんす(英語表記)InnoTrans

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

世界最大規模の国際鉄道技術専門見本市。主催はメッセ・ベルリン。初開催は1996年で、ベルリンの国際見本市会場で、2年に一度の9月、国内外の旅客や貨物輸送にかかわるサプライヤーの最新技術、製品の展示が行われる。2014年の開催実績によると、出展企業は55か国から約2700社、公共交通機関の運営会社やメーカー、建設会社、政府・地方団体関係など、多岐にわたる業種のビジネス来場者は146か国から13万人あまり。また、ビジネス向けの会期後には、一般向けにも公開され、多くの鉄道ファンが訪れることでも有名である。

 実際の軌道が敷設された屋外展示場をはじめとする広大な会場では、車両や駆動装置など鉄道技術関連製品を主体に、鉄道インフラ、インテリア、公共交通、トンネル技術などの分類に従って展示される。また、交通にかかわる重要テーマについて議論するイノトランス・コンベンションや、各分野の専門フォーラムなども併催される。

 日本からは日本鉄道車両輸出組合(JORSA:Japan Overseas Rolling Stock Association)が日本企業の共同出展ブースを継続して設置。2014年の見本市には、有望市場として注目される都市交通などへの進出を目ざし、共同、単独あわせて30社以上が出展した。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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