見本市(読み)みほんいち(英語表記)trade fair

翻訳|trade fair

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

見本市
みほんいち
trade fair

多数の商品見本を陳列して,その宣伝紹介販売促進をはかるために一定期間を限って設けられる市のこと。開催にあたっては,政府,公共団体,あるいは各産業界を代表する機関などが中心となって,各企業にその参加を要請する形式をとるのが通例である。また,企業は,会場誘致のための PR,効果的な展示プレゼンテーションの展開,相談コーナーの設置などに万全を期する必要がある。毎年,東京と大阪とで交互に開かれる国際見本市晴海で行われる自動車ショーは代表的な例。 1980年代以降,コンベンション産業としての成立もみられ,地域経済の活性化のための方策としても注目されている。

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百科事典マイペディアの解説

見本市【みほんいち】

各種の見本商品を陳列,展観し,商談を整える臨時の市場。中世ヨーロッパの年市(ねんいち)などがその起源とされるが,主として第1次大戦後に発達し,ヨーロッパ主要都市に定期的に開設。ライプチヒメッセなどの国際見本市もできた。日本では1953年以降毎年国際見本市を開催。日本産業巡航見本市船もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

みほんいち【見本市 trade fair】

見本市とは現品を見本として展示し,これによって商談を調え,実物の受渡しを後日に期する市場のことである。期間は1週間から数週間程度が多い。新しく発明されたり,改良されたりした機械類,建築材料,農具などで,当然見本を見なくては商談が成立しにくいというようなものが出品されるケースが多い。見本市の起源は遠く12世紀の半ばにさかのぼるといわれているが,その発達は比較的新しく,主として第1次大戦以後のことである。

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大辞林 第三版の解説

みほんいち【見本市】

商品の宣伝・紹介のために見本を展示し、それにより商品取引をする市場。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

見本市
みほんいち
trade fair

商品の現物を見本として展示し、それを参考に取引をする期間市場。売り手(出品者)と買い手の範囲により、国際的なものから地域的なものまで、また展示商品の範囲により、総合的なものから特定専門分野のものまで、開催の時期により、定期的なものと随時のものとなど、さまざまな種類がある。見本は特別製の商品ではなく、通常販売されるものをそのまま用い、即売されることもある。[森本三男]

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