インド人(読み)インドじん(その他表記)Indians

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インド人」の意味・わかりやすい解説

インド人
インドじん
Indians

インドの住民。インドには多種多様の人種が存在しているが,その大部分を占め,またそれを代表するのはコーカソイドのインド=アフガン人種である。そのほかにもアルメノイド的な要素,アラビア人種的な要素も含む。皮膚の色はかなりの変異があるが,全般に濃く,また毛髪も眼も黒い。しかし,体構や頭顔部は明らかにコーカソイドの特徴を示し,体毛は濃く,比較的長身で,鼻は狭く,高い。インドの人種構成の複雑さはカーストの存在により倍加される。高い身分のカーストほど,皮膚の色が薄くなるなど,ヨーロッパ人種の特徴との結びつきがみられる。言語はインド=アーリア語派に属するが,狭義のインド人はインド=イラン語派の,またメラノ・インド人はドラビダ語族の言語を話す傾向がみられる。 B.S.グハは 1931年,国勢調査報告中にインド住民を7群に分類した。これには,メラノ・インド人やベッドイド,そしてモンゴロイドなども入る。

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