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インド半島 インドハントウ

大辞林 第三版の解説

インドはんとう【インド半島】

アジア大陸南部に突出する三角形状の大半島。インダス川流域の平野とガンジス川流域の平野の南縁以南の地域。大半をインドが占める。大陸に準じて扱う場合もあり、インド亜大陸の呼称がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インド半島
いんどはんとう
Indian Peninsula

ヒンドスタン平野の南縁からインド洋に突き出す三角形の半島。面積160万平方キロメートル。ナルマダ川の断層谷を境に南部と北部に区分される。南部の主体は西から東に傾くデカン高原で、西縁に標高1000~1500メートルの西ガーツ山脈、東縁に500~600メートルの断続的な東ガーツ山脈がある。ベンガル湾側の東海岸には、高原上を東流してきたマハナージ、ゴダバリ、クリシュナ、カーベリの諸川が広い海岸平野をつくるが、アラビア海側の西海岸の幅は狭い。ナルマダ川以北は中央高地とよばれ、ビンジャ、アラバリの諸山脈もあるが、全体として北に低下しヒンドスタン平野に没する。インド半島の基盤は先カンブリア紀の片麻(へんま)岩や結晶質岩石からなり、それがゴンドワナ大陸の一部として長い間陸上侵食を受け準平原化したものが、白亜紀ごろから隆起と玄武岩質溶岩の噴出によって現在の概形ができた。玄武岩質溶岩流は広大な溶岩台地を形成し、それに由来する黒色土は保水に富みワタ作に適する。それ以外の高原は地力の低い赤色土に覆われ、耐乾性の細粒穀物(ジョワール、バジラ、ラギなど)が栽培される。[藤原健蔵]

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