イースタンガーツ山脈(読み)イースタンガーツさんみゃく(英語表記)Eastern Ghāts

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イースタンガーツ山脈」の意味・わかりやすい解説

イースタンガーツ山脈
イースタンガーツさんみゃく
Eastern Ghāts

インド半島の東岸に連なる山脈総称。開析された丘陵性の山地で,全長約 1500km,平均標高 500~700m。オリッサ州中部から,南西,南へと連なり南部ニルギリ丘陵ウェスタンガーツ山脈に接続する。デカン高原の東縁にあたり,ベンガル湾側には比較的広い海岸平野がある。マハーナディ川ゴダバリ川クリシュナ川などが,広い谷を形成して横切っている。地下資源は北部と南部の鉄鉱石ボーキサイト,中部の雲母が主。ゴダバリ川,カウベリ川の電源開発も進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android