ニルギリ丘陵(読み)ニルギリキュウリョウ(その他表記)Nilgiri Hills

デジタル大辞泉 「ニルギリ丘陵」の意味・読み・例文・類語

ニルギリ‐きゅうりょう〔‐キウリヨウ〕【ニルギリ丘陵】

Nilgiri Hills》⇒ニルギリ山地

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニルギリ丘陵」の意味・わかりやすい解説

ニルギリ丘陵
にるぎりきゅうりょう
Nilgiri Hills

インド南部、タミル・ナド州南西部一帯を占める丘陵西ガーツ山脈の南部にあって、東ガーツ山脈との結節点に位置する。2000メートル前後の標高をもつ突出した高原で、最高点はドダ・ベッタ山(2636メートル)である。北緯11度付近にあるにもかかわらず冷涼・湿潤で、茶、コーヒーなどとともにキャベツなどの高原野菜が栽培されている。オータカムンド保養地として有名。トダ、コダなどの先住少数民族も居住する。

[貞方 昇]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニルギリ丘陵」の意味・わかりやすい解説

ニルギリ丘陵
ニルギリきゅうりょう
Nilgiri Hills

インド南西部,ウェスタンガーツ山脈南部の山地。タミルナードゥ州西端部,ウェスタンガーツ山脈とイースタンガーツ山脈との接点に位置。平均標高約 2000mの高原状をなし,最高点はドダベッタ山 (2637m) 。高地草原,中腹以下は森林でおおわれ,谷に沿って茶やコーヒーの農園が開ける。高度の関係で気温は年間を通じて温暖で,保養地として知られるウータカムンドなどがある。

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