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ウィンブルドン号事件 ウィンブルドンごうじけんS. S. Wimbledon Case

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウィンブルドン号事件
ウィンブルドンごうじけん
S. S. Wimbledon Case

ポーランドへの兵器を積載したフランスの海運会社雇用のイギリス船『ウィンブルドン』号のキール運河通航をめぐってドイツとイギリス,フランス,イタリア,日本 (ポーランドはのちに参加) が常設国際司法裁判所で争った事件。裁判所は 1923年の判決で,ベルサイユ条約に規定する運河の自由航行に反するとの原告の主張を認め,ドイツに賠償を命じた。判決はベルサイユ条約が規定するキール運河の国際的地位を明確にし,国際運河の法的地位,特に戦時における自由通航と沿岸国の中立との関係を両者が抵触しないとしたものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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