コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

国際運河 こくさいうんが international canal

6件 の用語解説(国際運河の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際運河
こくさいうんが
international canal

国際条約によって外国船舶に対して通航が一般的に開放されている運河をいう。国際河川国際海峡とともに国際水路の一つ。運河は陸地のなかに人工によって可航水路を掘削したものであるから,本来当該国の内水であり,たとえ公海と公海を結ぶものであっても,海峡のように外国船舶の無害通航を認めることは一般国際法の義務ではない。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こくさい‐うんが【国際運河】

領有国と外国との条約により、すべての国の船舶が自由に航行できる運河。スエズ運河パナマ運河の二つがある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

国際運河【こくさいうんが】

特定国の領域に属しながら,条約によって外国船舶の自由航行が認められている運河。普通,条約非加盟国にも開放される。現在スエズ運河(1888年以降),パナマ運河(1901年以降)がこれに当たる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

こくさいうんが【国際運河 international canal】

条約によって外国船舶の自由航行を認めている運河。運河は人工的な水路であり,自然の水路である河川とともに,内水として領域国の排他的支配に服するのが原則である。領域国の側には,ここに外国船の無害通航を認める義務はない。しかし,運河の中にも公海と公海を結び,国際交通のうえで重要なものがあり,そのような運河が,条約によって外国船舶の自由航行を認める場合,これを国際運河という。国際運河は,地理的に一国領土内に位置する点で,国際河川と異なる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

こくさいうんが【国際運河】

公海と公海を結び、条約によりすべての国の船舶の自由航行が認められた運河。スエズ運河とパナマ運河がある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際運河
こくさいうんが
international canal

国際条約に基づいて、運河の管理と利用とが国際化されている人工的水路をいう。従来、キール運河スエズ運河パナマ運河がその例とされてきた。しかし、北海とバルト海を結ぶキール運河の国際化を定めたベルサイユ条約の規定は失効したものとみられ、また地中海と紅海を結ぶスエズ運河の国際化を規定したコンスタンティノープル条約は、エジプトによる運河の国有化によって意味を失ったため、厳密には国際化された運河ではなくなった。
 中米の地峡に設けられたパナマ運河は、20世紀初頭の二つの条約によって国際化され、運河はすべての商船、軍艦のために、平等・自由の原則に従って開放されてきた。1977年9月7日、パナマとアメリカは、パナマ運河に関する新しい条約を結び、運河を永久中立化し、アメリカは運河の管理、運営、維持、防衛に必要な権利をもつことを合意するとともに、1999年末に運河の管理権をパナマに返還することを約束し、99年12月31日正午に返還した。[中村 洸]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

国際運河の関連キーワード国際河川ポートステートコントロールPSC海洋自由居留地航行区域自由航路外国船舶航行法自由移民領海外国船舶航行法

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

国際運河の関連情報