コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウシャブチ ushabti

大辞林 第三版の解説

ウシャブチ【ushabti】

古代エジプトで、死者とともに墓室に埋葬した小形の人形。シュワブチ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウシャブチ
うしゃぶち
ushabti

古代エジプトで、死者とともに墓室に副葬した小形の人形。古くはシャワブチshawabtiとよばれたが、のち古代エジプト語で「答えるもの」を意味するウシャブチ(あるいはウシェブチ)の名が一般的となった。その役目は、死者が冥界(めいかい)でオシリス神に命じられる労働を本人にかわってすることであり、木、石、または陶器でつくられ、まれに青銅製のものもあった。多くはミイラの形をし、しばしば下半身に『死者の書』第6章からの語句などが記されている。その使用は中王国時代に始まり、新王国時代にとくに広く行われた。初期にはただ1体を納めたが、のちその数を増し、一つのミイラに700体ものウシャブチが副葬された例が知られている。[友部 直]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ウシャブチの関連キーワード友部

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android