冥界(読み)めいかい

精選版 日本国語大辞典「冥界」の解説

めい‐かい【冥界】

〘名〙 死後の世界。あの世冥土。みょうかい。
※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉九一「冥界(メイカイ)より報恩のためとて亡者の引き逢せしとでも云ふべき歟」

みょう‐かい ミャウ‥【冥界】

〘名〙 仏語。六道のうち、地獄餓鬼畜生の三つの道。特に、地獄をさすことが多い。めいかい。
※正法眼蔵随聞記(1235‐38)一「死して冥界に行きしに」

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デジタル大辞泉「冥界」の解説

みょう‐かい〔ミヤウ‐〕【冥界】

仏語。
死後の世界。あの世。冥途めいど。めいかい。
六道のうち、地獄餓鬼畜生の三悪道。特に、地獄道をさすことが多い。

めい‐かい【冥界】

死後の世界。あの世。冥土。冥境。みょうかい。
[類語]煉獄地獄奈落の世のちの世後世ごせ後生ごしょう来世冥土冥府幽冥幽界黄泉こうせん黄泉よみ霊界草葉の陰泉下

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普及版 字通「冥界」の解説

【冥界】めいかい

あの世。

字通「冥」の項目を見る

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世界大百科事典内の冥界の言及

【地獄】より

…死後赴くべき他界の一つ。冥界,冥府,陰府(よみ)などともいい,英語のhell,ドイツ語のHölle,フランス語のenfer,イタリア語のinfernoなどに相当する。一般に,墓地の情景や死体の腐乱過程との連想から生みだされたものだが,超常的な観念や表象によって作りだされた場合もある。…

【他界】より

…他界観は,したがって,死後の運命についての観念つまり終末論の一部である。他界あるいは冥界の表象は多くの民族文化あるいは宗教において最も喚起力のある,しばしば絵画的とすら言いうる具象的なイメージをともなっている。これによって,死後の生という経験的に立証することのできない事象が,人々の心象世界のなかにある種の実在感をもって根をおろすことができるのである。…

※「冥界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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