エグモント伯(読み)エグモントはく(その他表記)Lamoraal, Graaf van Egmond

改訂新版 世界大百科事典 「エグモント伯」の意味・わかりやすい解説

エグモント伯 (エグモントはく)
Lamoraal, Graaf van Egmond
生没年:1522-68

ネーデルラントの大貴族。カール5世,フェリペ2世に仕えて数々の武勲を立て,1559年フランドル,アルトア両州総督に補された。スペイン王フェリペの腹心グランベルの専制に抗してオランイェ公,ホールネ伯らと同盟,64年グランベルを退去させ,65年国務評議会を代表してスペインに使いし,大貴族の意向を王に伝えた。66年下級貴族やカルバン派市民による反抗運動が激化してからは,ひたすら王に恭順の意を表していたが,67年アルバ公の手で捕らえられ,翌年処刑された。ゲーテ戯曲エグモント》(1788)の主人公である。
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関連語 川口

367日誕生日大事典 「エグモント伯」の解説

エグモント伯

生年月日:1522年11月18日
フランドルの政治家,軍人
1568年没

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