エスカレーター条項(読み)エスカレータージョウコウ

デジタル大辞泉 「エスカレーター条項」の意味・読み・例文・類語

エスカレーター‐じょうこう〔‐デウカウ〕【エスカレーター条項】

1 労働協約で、賃金を消費者物価指数や売上高などの変動に応じて自動的に調整することを決める条項。
2 輸出入取引で、契約成立後の物価や為替相場の変動による損失を防ぐため、契約価格に幅をもたせることを決める条項。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「エスカレーター条項」の意味・読み・例文・類語

エスカレーター‐じょうこう‥デウカウ【エスカレーター条項】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 労働協約などで賃金を物価や売上高などの上昇に応じて、自動的に引き上げることを取り決めた条項。
  3. ② 輸出入取引の契約で、契約成立後の物価や外国為替相場の変動に備え、契約価格に幅をもたせることを取り決めた条項。

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百科事典マイペディア 「エスカレーター条項」の意味・わかりやすい解説

エスカレーター条項【エスカレーターじょうこう】

→生計費調整条項

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世界大百科事典(旧版)内のエスカレーター条項の言及

【スライド制】より

…1875年,イギリスの炭鉱で賃金を石炭価格に結びつける方法を導入したのが最初で,やがて産業の利潤指数にリンクさせる方法も現れたが,第1次大戦以後,生計費指数や消費者物価指数に結びつける方法が支配的となった。これを物価スライド制といい,労働協約にこの方法を定めたものをエスカレーター条項と呼ぶ。物価スライド制は,物価が上昇すれば改定交渉なしに自動的に賃上げを行うものであるから,労働者にとって実質賃金維持のための防衛手段となるが,資本家にとっても団体交渉やストライキを回避するうえに役立つ。…

※「エスカレーター条項」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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