エスクワイア(その他表記)esquire

翻訳|esquire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エスクワイア」の意味・わかりやすい解説

エスクワイア
esquire

本来封建時代における騎士の従者。「楯持ち」の意。中世末期のイギリスでは,ナイト爵に次ぐ身分で,ナイトに叙爵されないでナイトの所領を保持したものをさし,次いで地主をもさすようになった。今日では一家の家長また手紙の宛名などにつける尊称。

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世界大百科事典(旧版)内のエスクワイアの言及

【ジェントルマン】より

…家紋は盾の形をした枠組みのなかに特定の図案が収められているもので,その家門がかつて武器をもつことを許された階層に属していたことを象徴する。ジェントリーはさらにナイトknight,エスクワイアesquireと単なるジェントルマンとに区分される。近代のイギリスでは,17世紀に創出された準男爵位の保有者を別にすると,貴族は数百人しかおらず,彼らはそのまま貴族院議員となっていたが,独立の社会層として機能するには小規模にすぎた。…

【スクワイア】より

…語源的には中世以来の身分概念である〈エスクワイアesquire〉と同じ。貴族の下に位置し,貴族とともにイギリス近代初期の支配階級となったジェントリーの中核をなす。…

※「エスクワイア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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