エスパルト

百科事典マイペディアの解説

エスパルト

アルファソウとも。スペイン南部やアフリカ北部に産するイネ科の野生の草。英国での重要な製紙原料。これから作った紙は嵩(かさ)高く,軽く,印刷・筆記用にする。
→関連項目コットン紙

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世界大百科事典 第2版の解説

エスパルト【esparto grass】

イネ科の多年草で,日本ではなじみが薄いが,世界的にはパルプ原料その他の用途に注目されている。茎は密生し,高さ90~120cm,円筒形短毛があり,株まわりは60cmから3mほどまでになる。葉は長さ10cmから1mまでいろいろで,灰緑色である。茎頂に穂をつけ,小穂は1花よりなる。スペイン南部とアフリカ北部に分布する。海岸の乾燥・強光の岩の多い不毛地帯に生じ,ムルシアバレンシア,アルジェリア地方にとくに多い。

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