星川(読み)ほしかわ

日本歴史地名大系 「星川」の解説

星川
ほしかわ

利根川水系元荒川の支流。一級河川。熊谷市上川上かみかわかみまえ起点から元荒川との合流点まで全長約三三・七キロ、流域面積四四・九平方キロ。熊谷市街地北部を流れる用水の末流を受けて東流し、行田市小見おみから見沼代用水として利用され、南埼玉郡菖蒲しようぶ上大崎の十六間かみおおさきのじゆうろつけん堰で見沼代用水と分れて南流し、同郡白岡しらおか篠津しのづで元荒川に合流する。行田市小見より上流部を上星川、上大崎十六間堰から下流を下星川という。流域は県北東部加須かぞ低地穀倉地帯で、水田の用水路・排水路として重要な役割を果してきた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の星川の言及

【山ノ内[町]】より

…千曲川支流の夜間瀬(よませ)川流域を占め,町域の大部分は三国山脈に属する。夜間瀬川支流の横湯川,角間川沿いには湯田中,新湯田中(純食塩泉,74~97℃),星川(弱食塩泉,70℃),渋,安代(あんだい),上林(かんばやし),地獄谷,穂波(弱食塩泉,50~90℃),角間(かくま)(弱食塩泉,43~90℃),発哺(ほつぽ),熊ノ湯,木戸池(単純泉,43℃)などの温泉が山ノ内温泉郷を形成する。中心集落は湯田中。…

【湯田中[温泉]】より

…純食塩泉,49~97℃。志賀高原から流れる夜間瀬(よませ)川北岸の台地上に並ぶ新湯田中温泉(純食塩泉,74~97℃),星川温泉(弱食塩泉,70℃)など14温泉からなる山ノ内温泉郷を代表する温泉で,天智天皇のころ僧知田の発見といわれる。古くから草津街道の往来者や善光寺参りの人々に親しまれてきた。…

※「星川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android