エゾキスゲ(読み)えぞきすげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エゾキスゲ」の意味・わかりやすい解説

エゾキスゲ
えぞきすげ
[学] Hemerocallis yezoensis Hara
Hemerocallis flava L. var. yezoensis (Hara) M.Hotta

ユリ科(APG分類:ススキノキ科)の多年草。中国原産で夜咲きのホソバキスゲやキスゲの変種で、キスゲとは異なり夜昼咲きで、明るい黄色の花をつける。花序は長さ20センチメートルに達し、よく枝分れする。花筒は2~3センチメートル、花被片(かひへん)は長さ6~8センチメートル。北海道東部と南部の海岸砂丘のやや乾いた草原に群生する。

[河野昭一 2019年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のエゾキスゲの言及

【キスゲ】より

…英語名も学名も,美しい花が1日だけでしぼんでしまうことからつけられた名前である。
[日本の野生種]
 レモン色の花をつける群には中部地方以西の海岸や内陸草原に見られる夜咲きのキスゲ(別名ユウスゲ)H.citrina Baroni var.vespertina (Hara)Hotta(英名late yellow day‐lily)(イラスト)と,北海道の海岸に分布し,夕方咲き出した花は翌日の午後まで咲くエゾキスゲH.flava L.var.yezoensis (Hara) Hottaがある。橙黄色の花をつける昼咲き群にはいろいろなものがある。…

※「エゾキスゲ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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