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エピボレー epibolē[ギリシア]

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世界大百科事典 第2版の解説

エピボレー【epibolē[ギリシア]】

ローマ帝国でおこなわれた不耕地の耕作強制の制度。エジプトではローマ時代以前からおこなわれていた。ローマ帝国の農業は3世紀には不振におちいり,不耕地が増大してそこからの税収が確保できなくなった。そこで3世紀の末から政府は,不耕地を当該の共同体や隣接の私的土地所有者や借地人に強制的に割り当て,税の支払いを義務づけた。しかしこの制度は,土地所有者の自発性を損ない負担を増大させるもので,農業危機の解決にはつながらなかった。

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世界大百科事典内のエピボレーの言及

【ラティフンディウム】より

…この変化と並行して,本来自由人である小作人(コロヌス)は,次第に所領主に従属するようになった。3世紀のローマ帝国の全般的危機の中で,大土地所有は,エピボレーや永小作権の獲得,さらには暴力的な横領などを通じてさらに拡大し,同時に大所領は,政治的にも経済的にも都市からの独立性を強めた。帝政末期には,元老院議員階層をはじめとする所領主は,自分の所領に関して一種の独自の支配権をもつにいたった。…

※「エピボレー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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