エモジン

化学辞典 第2版 「エモジン」の解説

エモジン
エモジン
emodin

4,5,7-trihydroxy-2-methylanthraquinone.C15H10O5(270.23).ラムノース配糖体としてダイオウRheum palmatumにもっとも多く含まれているが,このほか,タデ科植物およびクロウメモドキ科植物に配糖体または遊離状態で存在している.暗黄色針状結晶.融点255 ℃.λmax 253,266,289,436 nm(log ε 4.31,4.29,4.36,4.14.エタノール).大腸性緩下剤として用いられる.[CAS 518-82-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む